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星のたより星のたより

  • 寺報「妙乃見山」 / その他 投稿日:2021年05月01日

    5月1日発行 寺報「妙乃見山」

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    4月、しばらく雨のなかった妙見山にも、雨が何度も降りました。

    そのおかげか、新緑はみずみずしくて、太陽に透けるとなんとも言えず美しいのです。

    桜が咲き誇る「ハレ」の日のような賑やかさが終わり、ふとしたことに癒やしを感じる「ケ」の日が訪れたような、そんな穏やかさに包まれています。

    さて、令和3年5月1日 発行の「妙乃見山」です。
    是非ご覧ください。(画像をクリックすると記事ページが表示されます)

    今月は、法華経について解説する連載、”法華経茶話”をご紹介します!


    法華経茶話

    縁起

    存在のあり方の特質に関して仏教では独特の把握の仕方をしました。

    その理解の原理を「縁起」といいます。

    「縁起」とは、あらゆるものは他のあるものに縁って起こる(依存して現象する)という意味です。

    花を例に考えてみましょう。

    原因としての種子と、日光や水分などの条件がなければ花は咲きません。

    原因を「因」、条件を「縁」といい、あらゆる物事は因と縁とによって結果(果)として成立しているのです。

    以前お話しした四聖諦でも、

    苦(思い通りにならない)という結果(果)は、

    集(欲望や煩悩)という原因(因)によっておこり、

    滅(煩悩を滅した状態)という結果も

    道(煩悩を滅するための修行の実践)を原因としていることが理解できるのです。

     


    その他記事

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    ●<星のたより>

    スマホでも素晴らしい写真が撮れるようになり、桜を前にしてスマホを構える人が多く見られました。私のスマホには何千枚もの写真が入っていますが、…

    ●5月の主な行事/6月の主な行事

    など、日常を仏教の視点から考えるとどうなるのか、仏教の歴史など、ちょっと役に立つ記事やお知らせを掲載しております。

    ぜひご覧ください。