長い長い冬が終わり、やっと春がやってきそうですね。
小さな春の予感に、どこに行こうかとわくわくされている方も多いのではないでしょうか。
当山では今年に入って少しずつ参拝者の方が増えてきました。
お互い気遣いを忘れずにご参拝いただければ幸いです。
さて、今月の妙乃見山はこちらです。
【ピックアップ記事】
仏教まめ知識:彼岸会(ひがんえ)
お盆とともに宗派を問わぬ仏教行事のひとつ彼岸会である。
彼岸の中日は春分・秋分の日にあたり、昼夜が同じ長さになる。
これは釈尊の説かれた片寄りやとらわれのない生き方「中道」の教えに通じるものである。
彼岸とは、川の流れのこちら岸を此岸、対する向こう側の岸を彼岸という。
我々の住む煩悩に囚われた迷いの多い世界を此岸。
対するに、迷いの世界から解脱して悟りの境地に至った仏の世界を彼岸という。
仏教の理想とする世界が彼岸ということになる。
高い志を持って出発しても、ともすれば我々は低きに流れやすいものである。
彼岸の七日間は仏の世界に最も近づく期間と言われる。
仏道修行に励む出発点として、仏祖やご先祖に報恩感謝の誠を捧げ、誓いを新たにしてさらに善根を積んでいきたい。
その他記事(詳細は記事画像をクリックしてご覧ください)
●<今月の法話>
煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)/相川大輔
最近感動したイタリアのテレビドラマの話です。主人公は男性で医師、幼い息子を亡くしたことから立ち直れずにいます。息子を学校へ迎えに行くのですが息子は見当たらず、必死で探しますが息子と会うことはできず、という悪夢を毎晩見ています。そんな中、ある葛藤を抱えた青年を…
●<妙乃見山たより>
報 恩 大 祈 祷 会
入学・卒業・就職・移転と人生の節目を迎える3 月…
●行事予定
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