1.変化に富んだ上りコース
「大堂越コース」
- コース難易度:中級者向け
- 所要時間:約1時間30分
- コース距離:約4.2km
コース中には台場クヌギがいたるところに林立し不思議な雰囲気を醸し出しています。
台場クヌギとは炭を作るために周期的に伐採されたクヌギの木です。もちろんコース上には炭窯跡も残っていますので里山の雰囲気を感じながら上りましょう!
コース全体にややきつい上り勾配が続いています。渓谷の中、岩の上を遡るところもあって足元の油断はできません。大堂越の分岐を右にとると、ジグザグ道の上り坂がしばらく続き、ここが正念場。林道に出ると緩やかな道に変わって能勢妙見山はもうすぐそこです!
妙見口
妙見の森ケーブル
黒川駅
大堂越
(おおどうごえ)
大黒堂
能勢妙見山本殿
2.能勢妙見山への旧参道「新滝道コース」
- コース難易度:初級者向け
- 所要時間:約1時間20分
- コース距離:約3.6km
明治、大正の頃に栄えた旧参道です。
国道477号線を渡る信号の手前から、当時の丁石が残っています。
急勾配が続きますので丁石や当時の石碑などを見ながらのんびり上っていくのがお勧めです。夏のキツネノカミソリの群生や紅葉の時期も必見です。
しばらく石段が続いたあと、ジグザグに上ると大きな紅葉の大木のある広場に到着です。夏は木陰になり秋は紅葉が楽しめます。水分補給してひと休みしたら最後の上りに挑みましょう!
妙見口
妙見の森ケーブル
黒川駅
雄滝行場の鳥居
紅葉の大木
能勢妙見山本殿
3.尾根沿いに展望が開け気持ちのいいコース「上杉尾根コース」
- コース難易度:中級者向け
- 所要時間:約1時間45分
- コース距離:約4.3km
古い旧参道であちらこちらに古い献灯が残っています。
台場クヌギのエリアを抜けると往年の茶屋があった広場が残ります。
緩やかな稜線沿いのコースからは右手に大阪湾、左手に落葉広葉樹が茂る里山の情景が広がります。
駅前から歩き始めて約1時間ほどのところに八丁茶屋跡の広場やベンチのある展望の良いポイントがあります。コースのちょうど半ばになりますのでひと休みしてしてから先へ進みましょう!
妙見口
国道477号線横断
八丁茶屋跡
妙見山上駐車場
能勢妙見山本殿
4.大阪みどりの百選指定の美しい渓谷コース「初谷渓谷コース」
- コース難易度:中級者向け
- 所要時間:約2時間
- コース距離:約5.9km
初谷渓谷は『大阪みどりの百選』に選ばれた場所で季節ごとに変わる草花やめずらしい野鳥の観察ポイントになっています。
渓谷沿いには貴重な桜の野生種・エドヒガンが見られ、秋には渓谷一面に落葉樹の見事な色づきが見ものです。
初谷渓谷コースの後半は初谷川を何度も渡ります。飛び石や流木を利用した天然の橋があったりなかったり・・・濡れた石で滑らないように注意して渡ってください。雨の続いた翌日や大雨の後は増水に注意してください。
妙見口
奥橋
沢渡り
初谷出合
能勢妙見山本殿
5.青貝山の麓からの山の中、長い上りが続く「天台山コース」
- コース難易度:上級者向け
- 所要時間:約3時間10分
- コース距離:約8.0km
青貝山の麓から山の中の長い上りが続く健脚者向けのコース。
吉川峠から山の中。分岐が多い割りには道標の少ない知力・体力に自信のある中級者以上向けの道が続きます。鬱蒼とした木立の中を歩きますので夏でも日差しが穏やかなコースです。
歩き応えのあるコースですが、展望の良い山頂はありません。天台山への途中、左手に高代寺山、妙見山が望めます。
また、光明山から北へ進んで行くと高圧線鉄塔の先に「豊能富士」と呼ばれる鴻応山(こうのやま)の雄姿が広がります。